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職場におけるメンタルヘルス: 心療内科 産業医 の立場から

産業領域(職場)においても、メンタルヘルスや心身医学の重要性が高まっています。産業保健におけるメンタル領域の 産業医 の現状や、心身医学・ 心療内科 とのかかわりについて概説します。職場における心の健康・メンタル不調の増加近年は労働者の心の...

心身症 : ストレスが関連する疾患

身体の病気(疾患)の中で、ストレス(心理社会的因子)によって、よくなったり悪くなったりする度合いが大きいものを 心身症 といいます。心療内科では、心身症に対して、心と身体の関係性を考慮してアプローチを行います。心身症 の定義日本心身医学会 ...

内受容感覚 と 心身医学

「体調が良い」「体調がよくない」「緊張している」「リラックスしている」「お腹が空いている・満腹だ」このようなからだの内部の生理的な状態を捉える感覚システムを「 内受容感覚 」 (inteoception)といいます。いわば「からだの内部セン...

脳 の「機能的レベル」と心身医学

心身医学 で重要な、心と身体の関係(心身相関)の機序を理解する上で、脳 の「機能的レベル」を理解することが重要です。脳 の3つの機能的レベル脳の働きは広範ですが、心身相関の観点からは、機能的(階層的)レベルの視点が有用です。脳にはは大きく3...

心療内科 と ストレス

「ストレス社会」といわれ、現代の生活では ストレス は、切っても切りはなせないものとなっています。私たちの生活において、ストレスはどんな意味を持つのでしょうか。ストレス とはセリエらによると、生体における「ストレス」は、・外界からの刺激=「...

心と身体をつなぐ 自律神経

「こころとからだ」をつなぐルートの中で、比較的わかりやすく、心身医学的にも重要な 自律神経 / 自律神経系 について、心身医学の立場から述べたいと思います。心身相関のルート神経系自律神経系などの神経系によるルートです。内分泌系生体内の情報伝...

心と身体: 対話と統合のプロセス

心身症などのストレス関連疾患の中には、心と身体 がばらばらで身体や感情への気づきに乏しいケースがあります。そんなケースでは、それらの対話と統合を目指すアプローチが有用です。心と身体が解離?心身症や機能的な身体疾患、ストレス関連疾患などの方で...

心療内科における バイオフィードバック

バイオフィードバック とは、 「バイオ」=からだの 「フィードバック」=情報を返すという言葉の通り、からだの変化を生理的な方法でとらえ、それを目に見える形でフィードバックすることで、普段は気づかないからだの状態を知り、心身をよりよい状態に調...

失感情症: アレキシサイミア (Alexithymia)

「人の気持ちはわからなくても、自分の気持ちくらいはわかっている。」こう思う人も多いでしょう。でも、自分がどんな感情をもっているか、わかっているようで意外にわからないものです。自分の気持ち<感情>がわかりにくい傾向を「 アレキシサイミア (A...

世界内存在

ハイデッガーの 世界内存在 とは、「世界の内にある、という在り方をしているものが人間だ」ということで、言い換えれば、世界は人間(私)の構成分の一つであるということです。私の身体も、目の前の机も、家も周りの景色も、全てひっくるめたものが私。た...
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