バイオフィードバック は、心身の変化を「見える化」し、それをフィードバックすることで、心身の調整や気づきを促す方法として、さまざまな分野に応用されています。心療内科における バイオフィードバック の概説については、こちらのコラムを参照ください。
心身医学においては、
- 心と身体の関係性についての評価
- バイオフィードバックによる心身の気づき
- 面接、各種アクティビティ、ストレスなどさまざまな状況の変化を客観的に捉える方法
- それをフィードバックすることでどのような効果があるか
- 自律神経機能や内受容感覚を高める方法の検討
などの観点から、研究を行っています。
近年は、さまざまなウェアラブルデバイスやスマートフォンなどの進化により、簡便に、心身の変化を捉えたりフィードバックすることが可能になりつつあります(広義のバイオフィードバック)。
⇒「日常生活における心身モニタリングとストレス評価」も参照
これらの広義のバイオフィードバックを含め、その機序、効果や意義などについて、心身医学の観点から検討を行っています。